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【事例】 顧客データを活用する「吉野家」の取り組み

 

 
 
2016年3月28日付日経新聞の記事です。
 
”吉野家、客層データ生かす「Tポイント」使い新商品”
 
「いつ」
「誰が」
「どんなメニューを注文したか」
 
を分析することにより、
 
・店舗ごとの客層の特徴
・客層ごとの人気メニュー
 
が把握でき、その結果に基づき
 
新商品導入の際、その顧客層に合った店のみ
を選んで実験店として試験販売するというもの。
 
Tポイントから得られるデータの強みは、何と
いっても「利用者属性」の精度が100%であること。
 
なぜなら身分証明として免許証などの提示を
求められますよね。
 
「性別」「年齢」の正確なデータが取れるので
 
「年代別の人気メニューランキング」や
「人気メニュー別年代別利用率」
 
さらにもう1つ軸を加えて
「時間帯別年代別人気メニュー」などの分析が可能です。
 
現在来店客全体の約3割がTカードを利用しているとのこと。
 
3割の客の売上の割合がどの位かはわかりませんが、
 
通常スーパーマーケットの分析を行っている場合は来店客
全体の最低6割がポイントカードを所有している場合に有用
な分析が可能といわれています。
 
カード提示率を更に上げること、Tカード所持者と非所持者
との特徴の違いを把握しておくことがこの取り組みの成功の
鍵を握ると思われます。
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